トッププレーヤーが明かすマイダーツへの熱い想いやこだわり、そしてカスタマイズのポイント。そこにはダーツが上手くなるヒントが隠されているのかも!?

佐々木 沙綾香 選手
[Sayaka(SA-YA)SASAKI]
29歳
ダーツ歴:4年半
島根県出身
スポンサー:DARTSLIVE、MONSTER、THE DAY、L-style、Darts HiVe、CAMEO JAPAN、自遊空間savanna 東中野、389、57番街、Reel Darts Bar、Milk & Cherry、SORIENO、Beginners、山正酸素、point break、ONE ENTERPRISE、Tores Flechas、YANGEL JAPAN
※すべて掲載当時のものです

プレーしながら一体感を生んでくれるマイダーツを

今回のゲストは、プロツアーJAPANの2015シーズンでJAPAN LADIES年間ランキング3位となった佐々木沙綾香選手をお招きした。2016シーズンのJAPANでも、STAGE6でJAPAN LADIES優勝を果たすなど、大活躍を続けている。キュートなルックスと、真剣勝負にかける情熱が感じられる、ストイックなキャラクターで多くのファンに支持されているレディースプレーヤーだ。そんな彼女は、いままでどんなマイダーツを使用し、愛用しているダーツアイテムにどんな想いを寄せているのだろうか。ここで語っていただこう。まずは、はじめてのマイダーツから。

「ダーツをはじめたのは4年半ほど前なのですが、実はその前に、少しだけダーツをプレーしたことがありました。それは私が20歳くらいの頃のことなのですが、当時、兄が都内でダーツバーを営んでいて、そこに遊びに行ったんです。そのとき、兄にマイダーツをプレゼントしてもらったのですが、その後なくしてしまって……。とてもショックだったのを覚えています」

その後、数年間のブランクを経て、佐々木選手はあらためて本格的にダーツをプレーするようになる。それは都内ではなく地元、島根でのことだった。

「友達と一緒に、自然にダーツが身近になっていった感じで、気がつけば毎日のようにプレーしていましたね。最初はブラスダーツを使っていたのですが、その頃通っていたダーツバーのマスターに、上手くなりたいならタングステン製のダーツを使ったほうがいい、と勧められて使うようになったのが、JOKERDRIVERのSIC BOでした。当時はバレルやセッティングに関する知識はまったくなかったので、ハウスダーツより重みがあって投げやすいな、という感覚でした。セッティングはかわいい色やデザイン重視で選んでいましたね(笑)」

このバレルを使っている間に、佐々木選手は急激ともいえるペースで上達し、一年も経たないうちにJAPAN LADIESのプロライセンスを取得することになる。

「やるからにはとことんやりたい、という性格なので、その頃はプロになりたい一心で練習しましたね。でも、実際にプロになって、JAPANLADIESに参戦するようになったばかりのころは、納得のいくプレーができない試合がいくつかあったんです。そこで、スキルレベルを上げる必要を感じて、さらに投げ込むようになりました」

そんな佐々木選手に、それまで使っていたマイダーツを勧めてくれたダーツバーのマスターが、また新しいマイダーツを勧めてくれたという。それがMONSTERのOGREⅢだ。

「手にした瞬間、とても感触が良かったので、試しにカウントアップをやってみたら、いきなり1000点をオーバーして、これだ! と思いました(笑)。バレルによってフィーリングが違うことを実感することができたので、これがきっかけで、マイダーツ選びに対する意識が一気に高ま りました」

OGREⅢを使うようになってから、佐々木選手はJAPANLADIES8位入りを果たすなど、試合でも結果がついてくるようになった。その後、MONSTERのスポンサードを受けたことで、バレルもOGREⅢの2BAからSLEEKに変更し、さらにNo.5へとチェンジ。そしてプロツアーJAPAN2013シーズンのSTAGE17で、ついに初優勝を果たしたのだ。

「OGREⅢの各モデルを使ってきたことで、どんなバレルやセッティングが私のプレーに合っているのかを学ぶことができました。そして、自分のモデル、LEVERETやLEVERET2の開発にも、とても役立ちましたね。私がマイダーツに求めているのは、やはり、プレーしたときの一体感。ですから、自分の感覚をいかに発揮しやすいかを、何より大切にしています」

感覚を研ぎ澄ませたプレーに応えてくれる、頼れる存在。それが佐々木選手にとってのマイダーツといえるだろう。

CUSTOMIZE ここがキモ!!

セッティングの中心、シャフトにこだわる

佐々木選手の場合、シャフトにこだわりがあり、MONSTER×L-style L-SHaft SILENTスリムを愛用している。装着したフライトが回転するスピンタイプで、後から投げたダーツが絡んだときに弾かれにくい、というメリットがある。また、サイズはさまざまな長さを試した上で、もっともダーツの飛行イメージがマッチした370をチョイスしている。シャフトの機能やサイズは、プレーに大きく影響するポイントといえる。こだわって選びたいアイテムだ。

ダーツケースの中身もチェック!!

上質な素材が魅力のCAMEO×THE DAYオリジナルダーツケース

佐々木選手オリジナルモデルとなる、CAMEOとTHE DAYのコラボによるKRYSTAL ONE専用ダーツケースを愛用中。ティップはダーツケースとカラーコーディネートしたCAMEOのSMART CAPSULEに収納している。他には、こちらもオリジナルモデルとなるカードタイプのinfinityBalanceや伊勢神宮のお守り、マイクロファイバータオルなども手放せないアイテムだという。

これが佐々木選手の歴代使用ダーツだ!

[Darts that SA-YA used 01]

当時よく通っていたダーツバーのマスターに勧められて使うようになったのが、JOKERDRIVERのSIC BOだった。まだマイダーツの知識はまったくといっていいほどなかったのだが、とても投げやすく、カウントアップではじめて1000点をオーバーしたのもこのダーツだった。

[Darts that SA-YA used 02]

プロツアーJAPANに参戦するようになり、さらなるスキルアップを目指していた佐々木選手が次に使ったのが、MONSTERのOGREIIIだった。はじめて投げたときから自分に合うことがわかり、スローイングの感覚がバレルによってまったく異なることを実感できるようになったという。

[Darts that SA-YA used 03]

OGREIIIの2BAをしばらく使い、次に使ったのがOGREIIIのSLEEKだ。2BAモデルとの飛びの違いを確認したくて試してみたところ、狙いどおりに投げるフィーリングが掴みやすかったという。佐々木選手が重量バランスの違いによる飛びの変化に気づくきっかけとなったバレルだ。

[Darts that SA-YA used 04]

グルーピング精度のさらなるアップを目指し、次に佐々木選手が使ったのがOGREIIIのNo.5だ。このバレルを使い、プロツアーJAPAN2013シーズンのSTAGE 17でついに初優勝を果たした。自らのシグネチャーモデル開発においても、このバレルを使った経験が活かされたという。

[Darts that SA-YA used 05]

いままで学んだバレルに関する知識と経験を投入しながら開発が進んだ佐々木選手のシグネチャーモデルが、このLEVERET No.5だ。グリップ部に採用されたマイクロカットとリングカットが絶妙な指掛かりを実現しており、前部のシェイプによりグルーピング精度も高いという。

[Darts that SA-YA used 06]

自らのシグネチャーモデル第2弾となるLEVERETII No.5。全長43.5mm、最大外径7.4mmというディメンションで、LEVERETをベースにグリップエリアのリングカットが追加され、センター部には15mmのストレートバーティカルカットと2連リングカットが配されている。緩やかなテーパーアングルが採用されていることもあり、手になじみやすく、さまざまなグリップに対応しているところも特徴。リリース時の手離れの良さと扱いやすさは大きな魅力だという。また、セッティングはティップがLippoint No.5でカラーはホワイト、シャフトはMONSTER× L-style L-SHaftSILENTスリムでサイズは370をチョイス。そしてフライトは佐々木選手オリジナルのFlight-L× MONSTER SA-YA ver3で、サイズはスモールだ。

mccoy =まとめ/内海裕之=写真/savanna 東中野=取材協力
※2016年9月27日発売 SOFT DARTS BIBLE vol.60掲載記事を再編集したものです